ひとなるブログ

心に留めておく言葉、フォーカスすべき事柄、マジョリティ側の意見を日記として記述してますあ

マンション運営

先日、マンション組合の総会があった。理事長である私と理事とで決めた決議案に対して反対意見が出た。

 

反対意見自体は受け入れるのだが、何か引っ掛かる。

 

私が理事長になる前、というかまた入居して初年に大規模修繕やエレベーターの改修等で貯蓄がマイナスになることが判明していて管理費、修繕費が高額になった。マンションの仕様上(駐車場がない、広告が作れない等)収入を得る部分がないため上げざるを得なかったのが正直なところだろう。

 

入居して2年後に理事長になりマンションの安定した運営を目指し色々理事会で話し合い物事を決めようとした。例えば駐輪場の有償化。逃げ得になる理事会参加拒否の改善。外部オーナー(投資目的、賃貸等)の理事不参加者への協力金要請、管理人の常駐時間の短縮など様々な観点から何とか安定した運営ができるようアイデアを出し合った。

 

今期はその中でも駐輪場の有償化が採決され、年間数十万円の収益を得ることができることとなった。また逃げ得と理事会に来ないことによるペナルティや理事のモチベーション向上を目的とした理事への報酬(¥2000/月)を打ち出した。年間5万程度の話だ。

 

そもそも理事という仕事を無償でやっていたこと自体が不思議で、また理事会に参加しない方の問題を放置していたことを私が理事長になってから問題視して一定の方向性を出した。

 

この決議案に対して噛み付いてきたのがマンションの重鎮だ。「カネがないのに理事に報酬を出すとはどういうつもりか。収入より先に支出を決議するのは順番が違うのではないか。管理人の常駐時間短縮は質を落とし大変だ。」と。決議案は理事会の中で話し合って決めたことなので他の理事も丁寧に説明してなだめようとした。例えば駐輪場の有償化で年間5万程度はカバーできると色々伝えてみたが全くなびかない。

 

理事長として「仰ることはわかりますが理事がお金欲しさに決めたことではなく本質は理事参加と逃げ得を許さないことです。私は来期も理事に残り来期収入案(携帯電話アンテナ設置)の提示をしますのでご理解下さい。」と申し上げた。そして反対意見は他にもあったものの賛成多数で可決された。

※管理人時間削減は決議案に上げてません。

 

そもそも私からしたら安定したマンション運営をしてなかった野郎がなぜ私に文句を言うのかと。あんたらのケツ拭きを入居3年目の私らが立法してやったんだぞと言いたかった。どのツラしてもの言ってんだ。

 

そして重鎮が一言。

 

「2000円が欲しくて留任するのね」

 

あぁ、こういう人か。徹底的に性格を叩き潰す対象が出来ました。Sっ気炸裂しそう。

 

しかもその後、重鎮が理事の順番の問題で来期の理事になるとその場で立候補した。正直ビックリしたしこりゃ来期は大変だと思った。

 

 

家に帰って妻に報告した。

 

「あなたも2000円欲しさに理事になったんですね。あれだけのこと言ってまさか2000円貰うつもりですか?流石に自ら辞退しますよね?って言ってやったら?」と妻。

 

マンション1の味方でドSでした。